日本屈指の農林機器製造メーカーである、共立と新ダイワが合併して誕生した企業がやまびこです。農林、造園業で非常に知名度のあるメーカー同士の合併は非常にインパクトのあるのもでした。
資本金60億円の額からわかるように、日本のみならずワールドワイドな展開をしている農林機械メーカーです。
やまびこグループのブランド一覧
やまびこでは三つのブランドで刈払機を展開しています。もとのメーカーネームが二つとそれ以外が一つと幅広いユーザーに向けて選択できるようになっています。
KIORITZ(キョーリツ)
日本の農家さんはこのブランドの機械所持率が非常に高いのではないでしょうか。JAが取り扱っているということでその知名度や信頼性の高さが伺えます。農家向けの本格的製品が多いブランドイメージです。
Shindaiwa(シンダイワ)
新ダイワといえばチェーンソーを思い浮かべる方が多いと思いますが、刈払機のラインナップもすごいです。プロユース製品も多いですが、低価格帯もラインアップしておりますので、幅広いラインアップしているイメージです。
ECHO(エコー)
ホームセンターなどで売られている量販店向け低価格ブランド。エンジン排気量の小さい製品帯で、ホームユーザー向けです。
海外で展開しているのはこのブランド名で販売しているようです。
良い点
各ブランドごとに特化しているイメージがあり、農業営農のキョーリツ・職人向けも揃える新ダイワ・一般向けエコーと3チャンネル展開でユーザーのすみ分けを行っているのでしょうか。
製品評価は申し分なく、必要に応じたチョイスができるのがおススメです。
悪い点
取り扱い店が限られているキョーリツや新ダイワなどは金物屋やJAなどでの取り扱いになるので、一般の方が購入するには向いていないのかもしれません。
一般向けで購入するなら量販店でも取り扱いのある低価格帯が多いエコーになるため、どうしても量販モデルとなってしまうところ。
やまびこという大企業ではありますが、刈払機だけでも3ブランドから販売されてかつ、そのなかでも細分化しているので、非常にわかりづらいところです。
また同一会社であるので、今後の展開次第では統廃合が起こる可能性も否定できません。
まとめ
共立と新ダイワという日本の農林造園機械メーカーが手を組んだ、株式会社やまびこ。
営農や林業に強いプロユースのキョーリツや新ダイワ、ご家庭のお庭など小規模な草刈りならエコー。ご自身のおかれている環境や予算に応じてやまびこブランドから選択してみてはいかがでしょうか。
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