本田技研工業株式会社は誰でも知ってる車・バイクを製造、販売している企業ですが、農機具生産もしています。自社のエンジンを積んだ芝刈り機は世界ナンバーワンのシェアを誇るほど、実は芝刈り機や耕うん機は非常に有名なのです。
自走式草刈機も非常に使い勝手がよく、WADOの製品もホンダエンジン搭載で同等品を販売しています。刈払機よりは、芝刈り機やロータリー草刈機での評価が高いです。
良い点
現在展開している刈払機は、4ストロークエンジン搭載モデルのみ(2015年5月現在)。混合ガソリンを使用する2ストロークモデルはありません。経済的かつ環境への配慮した姿勢は、さすがグローバル企業といったところでしょう。
わざわざ刈払機だけのために混合ガソリンは・・というユーザーには4ストホンダ刈払機は非常に魅力のある製品ではないでしょうか。
実際にロータリー草刈り機のUM2シリーズなどは、軽トラにも楽々乗せれる非常に使い勝手がよい機種だと思います。
悪い点
4ストロークにこだわることで、2ストロークエンジンを愛用しているユーザーからすると選択肢から外れてしまいます。混合ガソリンを使用する機械が多い中で、わざわざガソリンも持っていかねばならない手間が増えると職人などからは嫌がられます。
刈払機のラインアップをみても中型(25cm³)がメインとなり、大型(35.8cm³)は2機種のみという選択の幅の狭さ。小型もないため、女性や低価格を望むユーザーには受けないと思います。
また、現在は農林造園機械メーカーは各社、リチウムイオンバッテリー製品の開発に力をいれておりますが、エンジンメーカーらしいのかどうなのか、そちらへのシフトが無い独自路線は諸刃の剣ですね。
まとめ
エンジン・ブランドイメージも文句なしですが、選択肢を増やせるように2ストロークエンジン搭載モデルや、バッテリー刈払機も展開すればよいのにな、とは思います。
とはいえ、4ストエンジンでももちろん使い勝手は文句なしです。
コメント