STIHL(スチール)

メーカー

ドイツに本拠地を置く、世界的に有名なチェンソーメーカーであるAndreas Stihlの日本法人である株式会社スチール。チェンソーやブロワーの性能には定評があり、林業・造園業に従事している方は一度は扱ったことのある機械メーカーです。

ドイツの機械工業は非常に発展しており、ドイツ車や高圧洗浄機のケルヒャーなど世界的メーカーが数多くあり、建築工具で有名なHILTI(ヒルティ)もドイツ系メーカー。刈払機や農機具の分野でも日本のライバルといえる国でしょう。

矢口史靖監督「WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜」(2014年公開)に協力しており、チェンソーや防護服などが作中で使用されています。
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良い点

ハイパワーエンジン搭載モデルは非常にパワフル。また排気量の小さいモデルでは防振システムや独自の2-MIXエンジンにより燃費の向上と環境にやさしい仕様になっております。

刈払機以外にも、チェンソーやブロワーなども非常に高品質なプロ機が揃っており、すべての機械をそれで揃えるマニアがいるほど。一目見ただけでそれとわかるオレンジ×ホワイトのカラーリングもマニア心をくすぐるのでしょうか。

また、後述するようにSTIHL(スチール)は対面販売が基本となっておりますが、そのメリットとして、製品の情報をしっかりと説明していただけ、納得して選べる点。また、販売価格が決まっているのですから、どこの販売店で購入しても値が変わることがありません。(たぶん)

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悪い点

性能自体は問題ないどころか、プロ向けの製品スペックのものが多い印象です。ですから一般ユーザー向けの製品が少なかった印象ですが、近年はバッテリー製品や一般向け低価格商品に力を入れているように感じます。

刈払機に関しては昔の規格のときは良かったのですが、今のハンドル周りのアクセルの操作性に関してはイマイチ扱いずらく感じます。

STIHL(スチール) はインターネット販売をおこなっておらず、対面販売が基本となっておりますので、販売店や代理店などの実店舗でしか購入できないのが強みですが、逆に言えば、購入するには取扱店を探していく必要があり、そこまで全国に販売網がある訳ではないので、このあたりがネックになってきます。

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まとめ

個人的には一昔前のベンツのような派手さはないけど頑丈なイメージ。

一般のユーザーさんにはなじみのないブランドですが、造園業・林業にたずさわっている方なら知らない人はいない、ドイツのブランドらしく質実剛健なプロユースな製品を揃えているSTIHL(スチール)

お近くの工具屋さんや金物屋さんで取り扱いがあるようでしたら、その丁寧な説明をきくだけでも価値のある良いメーカーだと思います。

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