刈払機を使って作業するのに資格や免許って?

資格/規格

草刈り作業をするために必要な資格は、と良く聞かれます。車を運転するには運転免許が必要、バイクは二輪免許などと同じような感覚でたずねられるんでしょうね。

そのようにあまり知られていない刈払機作業に必要な資格(免許)について説明していこうと思います。

スポンサーリンク

刈払機取扱作業者とは

厚生労働省通達(基発第66号)によると、以下のように記されています。

刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育について
  1. 目的:刈払機を使用する作業の安全を確保し、かつ、刈払機取扱作業者に対する振動障害を防止するため、当該作業に従事する者に対し、必要な知識等を付与する。
  2. 対象者:刈払機を使用する作業に従事する者とすること。

別添 刈払機取扱作業者に対する安全衛生教育実施要領より抜粋

上記のように安全に配慮するように通達がされており、取り扱い従事者には安全教育を受ける必要があると記されています。

そしてその安全衛生教育を修了した者を刈払機取扱作業者と呼んでいます。ですから車などのような資格というものではなく、講習を受けることで取得することができますが、受講資格は満18歳以上となっております。

刈払機取扱作業者安全衛生教育実施場所

各都道府県にて、機械メーカー教習所や林材業労災防止協会にて行っております。講習費用はそれぞれ異なっておりますので、確認後に申し込みをするようにしましょう。

2015年現在の講習費用は9000円から1万2000円程度で、6時間以上の教育を受け1日で修了できます。

安全教育という名の講習ですから、真面目に聞いてるだけで大丈夫です。参考までに安全教育講習を行っている事業所です。

スポンサーリンク

刈払機資格免許のまとめ

国の指針としては、刈払機を使用してお金を取る業者には安全教育を受けてもらおう、ということです。

個人で草を刈るのには資格も免許も必要ナシ、入札業者など国の仕事では必要になります。

造園業、植木屋、なんでも屋、便利屋などもお金をいただく以上、修了していなくてはいけないんです。受けていなければ今すぐ受講しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました