本当は危険な草刈機。事故や怪我を防ぐためには

本当は危険な草刈り機 使い方

簡単に雑草を刈る機械として普及している草刈機や刈払機ですが、今ではどこのホームセンターでも扱っているように普及率も高くなっています。誰にでも手に取れる機械ですから、安全に作業するために保護具の重要性を知って理解しておく必要があります。

自分自身も経験した事例なども含めて、ここでは安全に作業するために何を守ればよいのか、事故や怪我などをどのように防げるのかを考えてみましょう。

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なぜ保護具が必要なのか

機械回転物ですから、回転部位の刈刃が危険なのは誰でもわかりますが、それ以外にも注意しないといけないのが、飛び石などの飛散物でのケガや事故も多いのです。

刈刃との接触はもちろんのこと、小石や空き缶などを一緒に刈ってしまい、跳ねた小石や缶・ビンなどで怪我をすることもありますので、身を守るためにも保護具着装は重要なのです。

では、実際に起こった事故事例を見てみましょう。

草刈り時の事故事例

草刈り時に、経験した怪我が以下のようなもの。

  • 飛び石が目の中に入って激痛
  • 空き缶が足に飛んで打撲

目は水で異物を洗い流してその後は大丈夫でした。また、空き缶は足にぶつかっただけですみましたが、打ち所や缶ではなく別のものだったらと考えるとゾッとしますね。

上記でも保護具をしていれば怪我を防げたと反省しております。

危険を感じた事例

自身の怪我や事故は飛び石ですが、ヒヤッとした(ヒヤリハット)事例は以下のようなもがありました。

  • エンジンをかけた瞬間に刈刃が回った
  • エンジンを止めずに絡まった草を取ったらちょっと回転した
  • 肩紐が外れて刈払機が落下した
  • 近くで作業していた人の刈刃にあたりそうになった

一歩間違うと死亡することもある重要な事例もありますので、そのようなことにならないように、始動時から十分に注意して、取り扱いには十分注意しましょう。

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草刈りの危険から身を守るための保護具とは

草刈機や刈払機は、先端に高速回転する刃物がついているようなものですので、ちょっとした油断から大怪我につながる危険な道具です。

そんな危険な道具である草刈機や刈払機から身を守るために、以下の装着をこころがけて下さい。

  1. ヘルメット・フェイスカバー(保護めがね)
  2. 長袖・長ズボン
  3. 手袋
  4. すねあて・安全靴

頭や顔を保護するヘルメット・フェイスカバーや保護めがね

林業や山林用ヘルメットはどは非常に安全で、チェンソー作業でも使えますので、おススメですが、重たいので「たかが草刈りで」と敬遠されがち。

どうしてもイヤという場合は、軽くて被るだけで前面に対応できるフェイスカバー・フェイスシールドはいかがでしょうか。保護めがねも無いよりマシですが、目以外に飛んできたものには意味の無いものになってしまいますので、最低でもフェイスカバー・フェイスシールドを着用するようにして下さい。

※現在はコロナ対策として、使用されていたりもするようなので、以前のように手に入れにくくなっております。

体を保護する長袖・長ズボン

半そで半ズボンで作業しないのは当たり前ですが、なるべく分厚い生地を使用した作業着を選ぶようにして下さい。

メッシュのエプロンは、小石程度は脚までガードしてくれるのでおすすめです。

頑丈な手袋

回転する機械ですから、軍手などの編みこんだものより皮手袋などの巻き込まれないような素材を選びましょう。

脚を守るすねあてや安全靴

以外と多いすねへの跳ね返りで脚を保護するために、スネガードや長靴を着用すること。長靴は作業後にさっと洗えますので、おすすめです。

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まとめ

暖かい時期から盛んになる草刈り作業をするうえで、便利で値段もお手ごろなものが数多く出回り、非常に身近な道具となった草刈機や刈払機。

その暑さからか薄着で作業している人もいますが、例えば半そで半ズボンでバイクに乗っている人をみかけると「危ないな~」と思うように、草刈機や刈払機も同様に、刃物が回転しているものですから、万が一に備えなければなりません。

より安全に・より安心に作業をするため、しっかりと自身の体を保護するようためには何が必要なのかを理解し、上記で述べた保護具を装着して作業するようにしましょう。

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